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【はじめに】
※全てのカラダチェックのポーズは、
『原因の改善に繋がるストレッチ』になっています。
チェック項目を下記のアドバイスに沿って正しい型に修正し、
そのポーズでゆっくり呼吸をして、
リラックス・脱力したまま10秒ストレッチをしてみてください。
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最後に肩甲骨&肩のチェックをしていきましょう!
チェック項目④ ≪脇伸ばし≫
【思い込みポイント】
『腕が高く上がる=肩関節が柔らかい?!』
腕を上げた時に…
☑肩が上がり、首が縮んでいませんか?
【原因】◇肩の関節、肩甲骨周りの筋肉の硬さのため
◇無理に腕を上げたために、
自ら首・肩の筋肉を縮めているため
☑肋骨が開いていませんか?
【原因】◇二の腕・肋骨周りの筋肉の硬さのため
◇肋骨を開いて腰をそらせることで、
上記の筋肉の硬さを補おうとするため
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●アドバイス●
上記2つのチェックでわかることは
腕・肩周りの関節や筋肉が硬いか、だけではありません。
いつの間にか腕を高く上げることに一生懸命になり、
「腕が上がっているように見えて」実は、
他の部分が圧迫されていたり、他の柔らかい個所で硬さを補っている
つまり、肝心の硬い部分がいつまでも柔らかくならない
使い方をしていないか、なのです。
「自分なりに気持ちよく」伸ばしたり、
「少しでも柔らかく見せるように」力で無理やり伸ばしても、
本来緩めるべき身体の箇所を正しく伸ばせていなければ、
ストレッチの効果はゼロも同然です。
手のひらで片ひじを包み込むようにしっかり押さえて
斜め後ろに引っ張りながら、
◎肩・首の力を徐々に緩める
◎肋骨が開かないように(力で締め付けずに)姿勢を正す
この2点に気を付けてストレッチをしてみてください。
肘から脇腹までの部分が伸びているのが感じられるはずです。
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上半身を横に倒す時に…
☑体重が片足側に乗っていませんか?
【原因】◇下半身を使って上半身の硬さを無意識に逃がしているため
☑腕が前に倒れていませんか?
【原因】◇肩関節及び脇腹~二の腕の筋肉の硬さのため
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●アドバイス●
上記2つのチェックポイントは、
先程のアドバイスで述べた事と同じだということが
おわかりでしょうか。
本当の意味でのストレッチというものは
関節を緩めて開き、筋肉を緩めて伸ばし、関節の可動域を広げる
という3つの行程を踏んで、
慢性的に起こる症状を防ぎ、怪我をしにくい、
しなやか身体をつくる行為です。
そのために、まずはチェック項目③で言及した
〈骨格ストレッチ〉
力んでいる部分を少しずつ脱力できるようになる
「力んでいない状態=触ってもガチガチではない状態」を目指す
に取り組んでください。
「力で身体を動かす癖」に気づいて修正できるようになってから、
今回のチェック項目である
「硬い部分を適切に伸ばす姿勢」に注意を向けて、
〈筋肉ストレッチ〉
力まずに、正しい姿勢かどうか冷静にチェックしながら、
硬さや不調の原因になっている部分を感じてグーッと伸ばす
に挑戦してみてください!
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◆まとめ◆
このポーズでの4つのチェックのどれかに当てはまった方は、
今までのストレッチで、伸ばすべき部分が
適切に伸ばせていなかったのかもしれません。
前向きに考えると、今まで頑張ってストレッチをしても
柔らかくならなかったのは、やり方が適切でなかっただけなのです。
つまり、貴方の身体のせいではない、ということです。
ストレッチで大事なのは
「緩めるべき部分」と「伸ばすべき部分」に意識を置くこと。
①力んで固めることなく、
②朝の伸びの感覚で気持ちよく身体を伸ばす
をやってみましょう。
肩を脱力し、肋骨が開かないように
目線をまっすぐにしながらため息をつき、
反対の手のひらで、抑えている肘を斜め後ろに引っ張って10秒。
体重を両足の真ん中に乗せたまま、
腕が落ちないように手のひらで支えながら
脇腹を伸ばすように倒して10秒。
これを左右何セットか繰り返し、
伸ばすべき筋肉に正しく働きかけていきましょう!