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【はじめに】
※全てのカラダチェックのポーズは、
『原因の改善に繋がるストレッチ』になっています。
チェック項目を下記のアドバイスに沿って正しい型に修正し、
そのポーズでゆっくり呼吸をして、
リラックス・脱力したまま10秒ストレッチをしてみてください。
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次は腰&背中のチェックをしてみましょう!
チェック項目③ ≪立位体前屈≫
【思い込みポイント】
『腕をぐっと伸ばして床につける、
というやり方では関節は柔らかくならない!』
☑肩・ひじに力を入れて伸ばしていませんか?
☑頭が上がっていませんか?
【原因】◇力を入れてストレッチをしてしまう癖がついている
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●アドバイス●
『自分の身体は硬い』と思っている方ほど、ストレッチをする際に
力を入れて伸ばそうとしてしまう傾向があります。
少しでも柔らかくなりたい、という一生懸命さの表れとも言えますが、
もし圧迫されている関節を緩めたいのであれば、
筋肉を使わない、脱力状態でのストレッチをしないと
思うような効果は現れません。
実は、世の中のほとんどの自己ストレッチ法が
筋肉を伸ばすのみのストレッチになってしまっているため、
関節を緩めて、痛みの根本的な原因となる部分に働きかける
これらの「骨格ストレッチ」は
本当に限られた人たちしか知らないストレッチ法なのです。
身体の力を徐々に抜いていくために大事なアプローチの一つが
「身体の各部分の重さを感じること」です。
まずは何キロもある頭の重さ、腕の重さを感じ、
重力にゆだねて脱力してみましょう。
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☑体重が後ろに乗っていませんか?
【原因】◇太もも~ふくらはぎにかけての筋肉の裏側が硬くなっているため
◇胸椎・腰椎・骨盤回りの関節がより圧迫されるのをかばうため
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●アドバイス●
チェック①でもご紹介したとおり、身体の一部分に不具合が生じると、
その箇所がこれ以上ダメージを受けないように、全身でバランスを取りながら
無意識のうちに「逃げる」「庇う」という防衛本能が働きます。
体重が後ろに乗ってしまうのも、
硬くなってしまったハムストリングなどの筋肉に
腰やお尻が自然と引っ張られてしまうからです。
前屈したまま、ゆっくりと体重をくるぶしの上あたりに移動させます。
そうすると上半身が落ちてくるので、
腹筋と前側の太ももの筋肉を意識的に緩めて身体の重さを感じましょう。
この時、ひざが自然と緩んでしまうようであれば、
無理に伸ばさずに脱力してみてください。
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◆まとめ◆
このポーズでの3つのチェックのどれかに当てはまった方は、
今までのストレッチで、
筋肉を脱力させて関節を緩めることをしていなかったのかもしれません。
ということは、身体を柔らかくしたいにも関わらず、
圧迫された関節を解放せず、
筋肉だけを伸ばしてきた可能性があります。
関節痛・腰痛持ちの方のほとんどは
時間をかけて全身の力を抜く、骨格ストレッチができていません。
頭や腕の重さを感じ、体重をくるぶしに乗せ、
脱力しながら立位体前屈を10秒してゆっくり上体を起こす、
という流れを何セットか繰り返し、関節と筋肉を同時に緩めていきましょう!